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GALLERY Ⅰ / 肱川街道霧幻紀行


 

 11月初旬頃から河口から約20km上流に位置する大洲盆地では、103kmに及ぶ肱川が壮大な自然のドラマを繰り広げる舞台となる。夜明けまではまだまだ時間がある明け方になると、周辺の山々や流域で発生した「放射霧」は、北東側(内子・柳沢方面)、南東側(菅田・肱川方面)、南西側(平野方面)の3方向から、大洲盆地の第一出口でもある五郎地区へ向かって集まり始める。この写真は、その様子を捉えた写真で、濃いオレンジ色に焼けた東の空に、大気が冷え込むことによって発生する月光中が観てとれる。
撮影:2016y.12.29/絶景高山一望/ⒸTatsuroh Kohno(Studio Mr.K)



 

 写真左端の神南山は、撮影場所の高山から観て「真東」にあたる。従ってこの写真を撮影した12月26日(2015y)は、冬至を過ぎたところだから太陽の位置が写真の右端に来ている。つまり春分と秋分前後は、神南山頂上付近から朝陽も月も昇ってくることになる。中央には大洲盆地中央に位置する冨士山が鎮座しているが、この神南山と冨士山の間を河口への出口となる北西方向の五郎地区に向けて流れる気流が、大洲盆地に滞留する放射霧を河口へ向けて押し出し、これが河口での肱川あらしの源になっていると考えられる。この写真は、その様子を撮影したもので雲海が滞留しているときは分からないが、晴れた日の冷え込んだ朝(放射冷却現象の時)の日の出後に確認することが出来る。
撮影:2015y.12.26/絶景高山一望/ⒸTatsuroh Kohno(Studio Mr.K)


霧幻の群青 

 上流の盆地側では、滞留する雲海という舞台に橙色の素晴らしいスポットが当たる。そして雲龍のように河口へ向かえば群青色へと港町を染め上げる。これを私は勝手に『霧幻の群青』と呼んでいる。肱川がもたらす素晴らしい自然の営みは、言葉では言い表せない驚愕の光景を生み出し、私たちの命を刺激するのだ。その場面をカメラに収めた時の快感は、生き物たちの元気の源。多くの皆様方に、もっとこの大洲の素晴らしい自然を知っていただきふれていただくことが、私の写真家としての使命でも有りお世話になり続けてきた地域へのお返しでもある。



地球の鼓動-霧幻の群青編~真夜中の肱川あらしから

長浜物語-赤橋の詩

伍代夏子特集 / 2016年11月22日 / 撮影:河野達郎(株式会社おおず街なか再生館)


 
肱川あらし
伍代夏子さんの曲で「肱川あらし」のCDジャケット及びポスターなどの背景画像として採用された写真

 2016年11月21日~22日の二日間、プロモーションビデオ撮影ロケの際に撮影した写真を公開いたします。これらの撮影を担当させていただいたのは私ですが、ここに公開するにあたってソニーミュージックさまより特段のご配慮をいただきましたことに対してこころより御礼申し上げます。